今回の講演会では、福島県の双葉町から講師をお招きし、東日本大震災と原発事故の複合災害により避難を余儀なくされた当時から避難指示解除された現在に至るまでのご経験や、何を大切にしてきたのかといったお考えをお話しいただきます。
福島に関心がある方だけでなく、災害からの復旧・復興、避難所や仮設住宅での仮暮らし、地域のつながりなどに関心がある方、kfopの活動に初めて参加する方でも、どなたでもご参加いただけます。
今回は講師が参加者の皆さまと対面でざっくばらんにお話しいただけるような場づくりに重きを置くため、オンラインでの配信はいたしません。ぜひ会場でご参加ください。
福田一治さんよりメッセージ
双葉町で昭和52年設立された有限会社福田工業を平成7年に先代より受け継ぎ、平成11年に株式会社 福田工業に称号変更。従業員数は震災前が約80名、現在65名。代表取締役として経営しています。
この東日本大震災で、会社の解散を考えましたが、現在まで頑張っています。その経緯は、当社社員の後押しなど、勇気つける言葉などで目が覚め、継続を決意して現在に至ります。
ただ、震災前と違い、壮絶な現場作業はありました。テレビなどで放送されていることは氷山の一角にもなりませんでした。(以下、当日)
日程:2025年2月14日(金)18:00開場18:30開始~20:00終了(予定)
講師:福田一治さん(株式会社福田工業 代表取締役、「夢ふたば人」事務局)
形式:会場のみ、定員50人、参加費無料
会場:かながわ県民センター 3階 304会議室
・住所:神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2丁目24-2(Googleマップ)
・最寄り駅:横浜駅(JR、東急東横線、みなとみらい線、京急線、相鉄線、横浜市営地下鉄ブルーライン)より徒歩5分
・ソフトドリンクや食べものを会場内に持ち込むことは可能ですが、ごみは各自でお持ち帰りください。
ご講演のテーマ
1.東日本大震災を乗り越えて 希望をもてるか(会社・仕事・消防団活動)
2.震災後 自分の弱さを知る 一人ではない(自分との葛藤、家族との離れた生活・仲間との別れ)
3.復興への道のり (夢ふたば人結成・双葉町での伝統祭り開催の意味)
プログラム(予定)
18:30 主催団体あいさつ
18:35 双葉町の概要(担当:主催団体スタッフ)
18:40 福田さんご講演(質疑は随時)
19:50 クロージング(担当:主催団体スタッフ)
20:00 閉会/会場退出
■懇親会
終了後に別会場での懇親会を予定しています(1時間半程度)。参加ご希望の方は、講演会のお申し込みと同時にお知らせください。
定員:10名程度(先着順)
会費:参加者で実費按分
■参加申し込み
事前にフォームからお申し込みください。定員に達した場合、または事前のお申し込みがない方は入場をお断りする場合がございます。
受付期間:2025年1月13日(月)~2025年2月13日(木)17:00締め切り
・フォームが使えない場合や、お申し込み後にご都合が悪くなった場合は、下記に記載のアドレス宛てにメールでご連絡ください。
・やむを得ない事由により開催が中止または延期となる場合にはメールでご連絡しますので、主催者からのメールを受信できるように設定をお願いいたします。
・お申し込みにあたりご提供いただいた個人情報は、勉強会の運営の目的にのみ使用します。「個人情報の取り扱い」をお読みください。ただしkfopからのメール配信にご同意いただいた場合は、メールアドレスをメーリングリストに登録させていただきます。
■講師プロフィール
福田一治さん
株式会社福田工業 代表取締役
震災後結成した「夢ふたば人」事務局
東日本大震災以前は双葉町で会社を経営し、双葉町の商工会と消防団に所属。2011年3月に発生した原発事故により町外に避難を余儀なくされる。いわき市内の仮設住宅に避難していた際、双葉町の伝統行事「双葉ダルマ市」を絶やさないようにと、双葉町消防団第二分団の仲間と「夢ふたば人」を結成した。
避難先のいわき市に人材派遣業の会社を置く一方で、全町避難から11年5か月ぶりに双葉町の避難指示が解除された後、初めてとなるコインランドリーを町内でオープンした。
■双葉町について
双葉町は福島県の浜通り地方にある双葉郡に属する町で、北は浪江町、南は大熊町に接している。震災前の2011年2月時点の人口は7,100人。
2011年3月11日に発生した東日本大震災により東京電力福島第一原子力発電所で爆発事故が発生し、双葉町を始めとする周辺自治体の住民は避難を余儀なくされた。全町避難となった双葉町では役場機能を埼玉県加須市に移転(のちに2013年に福島県いわき市に再び移転)したほか、町民の避難先は日本全国に散らばり、町の復興・再生には長く困難な道のりが続いている。
全町避難から11年目を迎えた2022年8月、避難指示が出た市町村として最も遅く、双葉町内の特定復興再生拠点の避難指示が解除されて町内の居住が可能となった。町役場もJR双葉駅に近い新庁舎で業務を再開。2024年11月30日時点の住民登録数は5,303人で、多くの町民がいまだ福島県内外で避難生活を続けている。帰還された方・移住された方を合わせた町内の居住人口は同12月1日時点で130世帯142人(帰還:72、転入102)、震災前の2%に留まっている。
参考:双葉町ホームページ、資料「双葉町の復興状況について」(令和6年9月)ほか
■運営情報
主催:かながわ「福島応援」プロジェクト(kfop)
協力:調整中
本講演会に関するお問い合わせ先
かながわ「福島応援」プロジェクト 広報担当までお問い合わせください。
電子メール info.kfop#gmail.com(#→@)
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■メールでのお申し込み
宛先:info.kfop#gmail.com (#を@に変更してください)
件名:「2/14講演会19申し込み」
1)お名前
2)ご連絡先メールアドレス
3)懇親会への参加/不参加
4)この講演会をどのようにして知ったか(主催者から、講師から、検索など)
4)kfopからの今後のメール配信への同意/不同意
5)その他のご連絡事項(ご所属、ご質問・メッセージ等)
をお知らせください。
開催見込みについてご連絡を差し上げる場合がございますので、上記アドレスからのメールを受信できるように設定をお願いいたします。