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【設立趣旨書】かながわ「福島応援」プロジェクト設立趣旨書

平成24年1月11日

 

設 立 趣 旨 書


1.趣  旨

 2011年3月11日に地震と津波による被害を受けた東京電力第1原子力発電所では、全電源を喪失して原子炉の冷却が出来なくなり、大量の放射性物質放出を伴う重大な原子力事故に発展した。
これにより浜通り地域を中心に、周辺地帯の住民は長期の避難と、福島県の住民へのいわれなき差別、いじめ、風評被害、観光の打撃と、今現在においても大きな苦難を強いられています。
かながわの「かながわ東日本大震災ボランティアステーション」では岩手県・宮城県に向けて活発な支援が続けられていますが、福島県への支援は今なお実現していません。
また、福島県は今もなお復旧に至らず、復興にままならない状況下にあります。

その中、福島県に住んでいる方々、福島県から避難される方それぞれの方へ応援をして行きたい。神奈川県から「福島を応援する」その主旨で、かながわ「福島応援」プロジェクトを設立するものです。

2.活  動

(1) 情報発信(福島県での活動、観光情報、温泉情報、特産物情報、など発信したい)
(2) 直接活動(除染ボランティア、仮設、子どもたち支援等をしていきたい)
を行い、今までと同じように笑顔が溢れ、子どもたちも楽しく・のびのびと遊んでいる福島県になっていくことを願い活動を展開し、また、神奈川県から応援の輪を広げるために、多くの方の参加者を募り活動して行きたい。

3.設立までの経緯

(1) 2011.10.11ksvnボランティア活動と平行して活動を開始(発起)
(2) 2011.10.29ksvnボラバスメンバー参加により福島市除染ボランティア参加
(3) 2011.12.28スタッフ含めた参加者の募集、本格設立へ行動(36人が賛同)
(4) 2012.01.09初会合(賛同出席者16名)
(5) 2012.01.11設立日とする。

かながわ「福島応援」プロジェクト
設立代表 渡辺 孝彦